光石材の鈴木です。梅雨の季節になってきましたね。
雨の日が多い為、現場作業がなかなか進まない季節ですがお天気を見ながらお墓づくりをしております。
今回は、小名浜にある開虎山 浄光院様の墓所にてお仕事させていただきました。浄光院様は、小名浜の少し高い所にあるので、眺めも良く、お寺様の管理も良くされております。
お墓の方は、小名浜地区ならではのお墓の大きさです。小名浜地区は、勿来地区の墓所より墓所の大きさが小さいのが特徴です。
お墓の一番重要な地盤補強および鉄筋コンクリートの工事です。
13mm鉄筋をダブルで配筋しております。ベタ基礎工法及びコンクリート杭施工です。
続いてお墓の石を取り付けまして石材施用金具にて補強致しました。
今、販売されている金具の中で一番強いと言われているモノコック金具で補強しております。
基礎と石材の補強は、3次元金具にて補強しております。
また墓所の内部に砂利を入れずに乾式にて施工致しました。
納骨堂後面と左右面に通気口を付けて納骨堂内の結露を低減できるように施工しております。
参道部分は、雨の日でも安全にお墓参りができるようにノンスリップブラスト加工にて桜模様を施しました。
外柵と石碑やその他付属品をすべて中国産の桜御影石になっております。
童地蔵尊と灯篭を付属品として施工しております。
石碑正面には、梵字を彫刻し、金箔を入れさせていただきました。
香炉(御線香をあげる場所)は扉付きの香炉を製作致しました。
雨や風の日でも御線香が消えてしまったり、香炉から落ちないように配慮しております。
最後に両側の親柱(門柱)に扉をつけて収納庫を製作致しました。
お掃除用具などを収納していただけます。
小名浜地区の墓所は、大きさが小さい為、従来の和型より洋型の石碑の方が、参道部分の奥行を確保できるのでお墓参りがしやすくなると思います。
お墓は、御影石で製作しておりますので、耐久性がありますので。長く使っていただけるお墓づくりをしていきたいと思います。